パックマン・ディフェンス |
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パックマン・ディフェンスとは パックマン・ディフェンスとは、敵対的買収を仕掛けられた企業が、相手企業の株式を買い集めて逆に買収をする手法をいいます。 この『パックマン』とは、日本で生まれ世界中で流行したテレビゲームの名称に由来します。このゲームでは、通常は敵に追われているキャラクターが、条件を満たすことで一転して、敵を追い攻撃する立場になるところから付けられた名前になります。 ※通常、黄色いキャラクターは敵に追われる立場だが、白い大きな点(パワークッキー)を食べることで一転し、敵は青くなり攻撃される立場となってしまう。 パックマン・ディフェンスの問題点パックマン・ディフェンスでは、敵対的買収者が時価総額の大きな企業の場合には実施は難しく、また1/4超を取得したとしても、敵対的買収者が新株を発行し、防衛側の持分比率が1/4以下となれば議決権は復活してしまいます。 パックマン・ディフェンスは、お互いに株式の買付け合戦となりますので、多額の資金が必要となります。そのため泥沼化した場合には、双方が攻撃と攻防を繰り返して疲弊してしまう可能性がありますので、パックマン・ディフェンスの実施は、かなりの覚悟がいるリスクの高い戦術だといえます。 |
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