個別内部監査

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個別監査計画書

個別監査計画書記載項目例

 個別監査は年度内部監査計画に基づいて行われますが、まず実施予定日が近づいたならば『個別監査計画書』の作成を行います。
 これには監査内容を具体的載し、その後社長の承認を得ます。

 ■記載項目例

  • 監査の種類、区分
  • 監査の実施時期
  • 被監査部門
  • 被監査部門への事前通知の有無
  • 監査担当者
  • 監査事項及びその内容
  • 監査の方法
  • 事前準備書類・データ等

個別監査計画書具体例

計画書

内部監査手続書の作成

 『内部監査手続書』とはスタッフが現場で実際に行う作業内容を記載したものになります。個別監査計画書には、内部監査項目などが記載されていますが、これだけでは現場で具体的に何をしたらよいのは分かりませんので、これを補うものとして作成されます。

 内部監査手続書には、具体的な手続が記載されているため、スタッフに対する作業指示書の役割を果たします。したがって、新任部員や不慣れな部員であっても、記載された手続にしたがって作業を行えば大きく間違えることはありません。また現場での進捗管理にも役立ちます。
 さらに、実際の現場では思いがけないリスク等が新たに発見される場合が多々有りますが、これらを深追いし過ぎて、本来の行うべき作業が行えなくなってしまうような事態は避けなければなりません。このような場合の深追い防止策としても、あらかじめ手続を記載した内部監査手続書は役立ちます。

監査テーマの選定

 監査テーマを選定するにあたり、手がかりとなるもの

  • 経営の重要方針・目標
  • 現場視察
  • 経営者とのコミュニケーション
  • 他部門とのコミュニケーション
  • 過去の監査結果・改善報告
  • 社内会議、会議議事録
  • 他社とのデータ比較・経営分析比率
  • 支出金額から重要度の高い部門
  • 風評・評判・投書・内部告発

計画書内部監査フロー

監査通知書計画書

 
計画書