質疑応答 |
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株主からの質問■質問の待ち方 質問を受け付けても、なかなか発言者が現れず、早く終わらせたいと、即座に受付を切り上げ採決に入ってしまうケースもありますが、質疑応答の時間のポイントは、株主に十分な発言機会を与えることになります。この様な場合は、数秒後に「ご質問ありませんか?」と再度確認した上で、採決に移るようにします。 現実として、全く質問のない上場会社の株主総会は、半数程度あります。 ■発言者の出席票番号と株主名の確認 発言を希望する株主を指名した際には、出席票の番号と株主名を述べてもらいます。これは、株主総会議事録を作成する際に有用であり、来年以降の総会準備に参考となるためです。 ■質問は一問ずつ受ける 質問は原則として1問ずつ受け付けるようにします。一度に沢山の質問を受け付けてしまうと、質問内容や回答を忘れてしまうからです。 1問づつを原則としても、株主から続けて質問されてしまうことも有りますが、質問者が一般株主でしたら、そのまま受けてしまいます。あまり厳密にやると不体裁なイメージとなってしまいます。 ■答弁者の心得
検査役 株主総会は、その決議により、取締役らが株主総会に提出した資料を調査する者として『検査役』を選任することができます。この資料とは、計算書類等や監査報告書等をいいます。 |
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