社内規程 |
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会社が大きくなると多くの従業員を一定のルールに基づいて行動させなければならないため、社内ルールを決めこれを規程として整備する必要があります。また公開においては、社内規程を明確化し内部牽制組織を確立させ会社財産を保全・投資家保護・効率的な経営が行える企業体制の整備が求められます。公開審査では、社内諸規程の内容とその運用がチェックされます。 社内規程作成とその定着には多くの人員と時間が掛かりますし、規程の中には公開申請の数年前から運用されていなければならないものもありますので、公開準備作業の中でも早期の着手が必要な事項になります。 また、この社内規程は他の公開準備作業(会計制度整備・内部監査制度・上場申請書類)の基礎となるものであり、これらの作業との連動が密接に関わってきますので、しっかりした社内規程を整備することが、他の作業をスムーズにさせることにつながります。 参考:内部統制入門Navi[社内規程]→ 社内規程MENU |
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用語説明 ■規程と規定の違い 法令上の取扱いで『規定』とは、個々の条文の定めを指し、一方『規程』とは個々の『規定』をとりまとめたものを指します。 ■内部牽制 内部牽制(機能)とは、1つの取引につき複数の人が係わり処理することで、相互に牽制し不正や間違えを未然に防ぐ体制をいい、株式公開には、準備期間中にこれらを社内の仕組みとして整備し内在化することが求められます。 |
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