利益計画.数値化

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利益計画

中期・年度利益計画作成方法 具体的例

■利益計画作成フロー

利益.数値化

■利益計画作成手順

@経営陣主導で3年後(中期計画)の売上高・経常利益を等決め、それに基づいて1.2年後の売上高・経常利益等を決める。→使用書類(下図@-a)

A @の中期計画の来年度予算に基づいて、現場サイド主導で各セグメントの来年度予算を作成し、その後経営陣と調整を図る。→使用書類(下図A-b)

B 各セグメントの責任者はAの来年度予算に基づき、各セグメント毎に月次予算を作成する。→使用書類(下図B-c)

■利益計画作成使用書類

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@-a・・・中期(1.2.3年後)計画をおおまかに各年度毎に記入


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A-b 年度計画をセグメント毎に記入


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B-c 各セグメント毎に、月々に分けで計画を記入

利益計画の設定

 利益計画は100社あれば100通りあり、その基準や形態は様々です。主な相違点としては以下の項目が挙げられます。

  • セグメントによる利益管理区分(事業別・商品別・地域別・部門別等)の分け方 ※
  • 費用予算はどの費目まで作成するか(一括表示する費目はあるか)
  • 作成数値単位と端数の処理方法(円・千円・百万等)
  • 共通経費や本社経費の分配方法 等

 ※ 利益計画はセグメント別の積み上げによって作成されますので、セグメントは策定の前提となる条件であり、このほかにも会計システムの設定や上場申請書類(T.Uの部)にはセグメント別の開示を求める項目もありますので、公開準備の早い段階での確定が必要になります。

利益.数値化年度計画

進捗度管理利益.数値化

 
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