他機関との関係(d) |
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他の支援機関との関係は【VC(ベンチャーキャピタル)】 - Navi - VCは、主幹事や監査法人にとってどのような関係なのでしょうか? - A氏 - VCでは、あまりあれこれ言ってくるケースも少ないです。VCはお金投げるとことは、真剣に考えますけど、その後は取り合えずほっとくかみたいな感じです。本当にガンガンIPOを指導するベンチャーキャピタリストってなかなか居ないですよ。 - Navi - では、あまりVC居ても居なくても関係ないのですかね? - A氏 - ええ、関係ないですね。資本政策や株価などには絡んできますけど。会社が上場までの繋ぎ資金が必要な場合は入りますし、必要なければ入りません。 【税理士】 - Navi - 税理士は、主幹事や監査法人にとってどのような関係なのでしょうか? - A氏 - 対監査法人ということになるんでしょうけど、居た方がいいですよね。居れば「税務は税理士の先生どうぞ」と振れますからね。逆に言うと、会計士に税務のこと聞かない方がいいですよ。個々人で勉強しているしてもいますが、基本的には税務の勉強している訳ではありませんので。 - Navi - 対監査法人で言えば、印刷会社や税理士は必要だが、コンサルタントやVCは居ても居なくてもあまり関係ないのですかね? - A氏 - そうですね。あまり監査意見に口出ししてくる人は居ませんから。ある意味悲しい話ですが。(笑) 用語説明 ■ロックアップ(条項) VC(ベンチャーキャピタル)など新規上場企業の大株主に対して、上場後に株式売却を一定期間制限する条項のことをいいます。 そこで、あらかじめ大口の売りを抑えて上場直後の株価を安定させる目的でロックアップ条項を設定します。条項がある場合は、上場目論見書の『募集または売り出しに関する特別記載事項』に記載されます。なお、大株主が売却できるのは、上場から半年後になることが多くなります。 |
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