持分会社とは |
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持分会社とは『合名会社・合資会社・合同会社(LLC)』、これら各会社の総称になります。合名および合資会社は旧商法の時からありましたが、合同会社は2007年5月に施行された会社法により新たに加わった形態になります。 これら3種類の形態には、組織がシンプルで社員(出資者)が直接経営にあたり、定款変更等の重要な事項については、全社員の同意を必要とするという共通の特徴があります。それとは逆に大きな相違点としては、それぞれの社員に対する責任の重さが大きく異なる(無限責任社員のみで構成・有限責任社員のみで構成・無限責任社員と有限責任社員の混在)点があげられます。 持分会社とはMENU |
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用語説明 ■社員 一般的には、従業員(労働者)を指しますが、法律上では、団体との間で特殊な地位を持っているもので、おもに会社の設立・存立に対して財産や信用を拠出しているものを指します。 ■無限責任 債権者に対して、会社の財産をあてたとしても完済できないときに、各社員自身の出資額・財産額に関係なく、社員個人個人が個人財産によって返済の責任を負うことを言います。責任の額に上限が決められていないので、このよに呼ばれています。 ■有限責任 債権者に対して、社員が一定の範囲で責任を負うこと言います。責任の額に上限が決められているので、このように呼ばれています。 |
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