電子開示システム.EDINET

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電子開示システム

電子開示システム(EDINET)とは

 電子開示システム(EDINET:Electronic Disclosure for Investore' Network)とは、金融商品取引法で法定されたシステム(開示用電子情報処理組織)で、内閣府の使用するコンピューターと電子開示を行う者、証券取引所、日本証券業協会のそれぞれをオンラインで結んだものをいいます。

 このEDINETを使用することにより、提出会社・行政当局・投資家の三者は、従前の紙媒体に比べて、次のようなメリットを享受することができるといわれています。

  • 提出会社における事務負担の軽減
  • 当局における受理、審査、保管、縦覧の事務の効率化
  • 投資家による企業情報への迅速かつ公平なアクセスの実現

  また、電子開示手続による開示書類は全て、EDINETを通じて行うことが義務化付けられており、主に次のような書類の開示が必要となっています。

  • 有価証券届出書及び訂正報告書
  • 発行登録書、発行登録追補書類
  • 有価証券報告書、有価証券報告書の記載内容に係わる確認書、内部統制報告書、四半期報告書、半期報告書、臨時報告書
  • 親会社等状況報告書
  • 自己株券買付状況報告書
  • 公開買付届出書、公開買付報告書、意見表明報告書
  • 大量保有報告書、変更報告書

電子開示(EDINET)システム:[EDINET]

公衆縦覧の方法

 ■公衆縦覧場所

  • 関東財務局および提出会社の本店の所在地を管轄する財務(支)局
  • 提出会社の本店および主要な支店
  • 金融商品取引所(証券取引所)または許可金融商品取引業協会(日本証券業協会)

 ■公衆縦覧方法

 電子開示(EDINET)システムの『縦覧サブシステム』を通じて、各財務()局に置かれた縦覧用パーソナルコンピュタ端末モニター画面上において、届出・受理サブシステムにより、提供された開示書類を公衆の縦覧に供しています。
 また、専用回線で接続された金融商品取引所(証券取引所)および許可金融商品取引業協会(日本証券業協会)においても、それぞれに設置されているコンピュータ端末のモニター画面上で公衆の縦覧に供されます。

 ■公衆縦覧方法

 提出会社においても、電子開示(EDINET)システムを使用して提出された開示書類を、提出会社の本店および主要な支店において、パソコンの映像面に表示して公衆の縦覧に供します。

電子開示システム.EDINETインサイダー取引

金商法の罰則電子開示システム.EDINET

 
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