事業計画の概要(b) |
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事業計画の基本的な概要事業計画の基本的な項目について 【事業計画とは】 - Navi - 今回は、T&Mの事業内容のひとつでもある『事業計画立案・実行支援』をテーマに伺わせて頂きますので、よろしくお願いします。
- 時田 - 僕が考える事業計画といのは、『お金を引っ張って来るためのツール』という認識が強いですね。お客様から依頼される事業計画というのは、これ以外何物でもない、と思っています。 - Navi - 事業計画とは『お金を引き出させるためのツール』ということですね。 - 時田 - 例えば事業主さんが、いらっしゃって「こんなことをやりたいんだ」「ついては自分でお金を出す」ということになりますが、しかし成功するかどうかわからない。そこで自分達で事業計画を作ってみたが、これで良いのか判断して欲しいという依頼があるのです。 - Navi - 確かに、事業主さんもしくは経営陣が作られたものは、夢や希望はてんこ盛りなのですが、その裏付けは『今までの経験と勘や自分の都合がよい様に変化する外部環境』など希望的な観測によるもので、その実現の可能性となると客観性に欠けるものが多いですよね。 - 時田 - その新規事業立ち上げに際し、資金繰りを行なった結果自己資金だけでは足りない場合に、銀行やキャピタルからお金を引っ張って来たいという手段が、事業計画だと思うのです。 - Navi - なるほど。事業計画の活用目的には仰るとおりに『社外に対しての将来性の説明・資金の獲得等』と、もうひとつ『社内の経営管理』の二面があると思うのですが、私の場合財務管理から入っていったものですから時田さんと異なり、事業計画の作成の際には外部より内部のことを先ず考えてしまうのです。もちろん資金調達のために、外部が目を引くようなものにすることも大切なのですが、私はそれより先に『数値の根拠は?現場のモチベーションは?大きな乖離が生じないか?』など、その後の管理運営考え経営陣に突っ込みを入れてしまうのです。 だからどこに行っても、社長に嫌われるのですけど。(笑) - 時田 - (笑) - Navi - 主幹事に散々、「こんな乖離率では上場は無理だ!」と脅されたトラウマなのでしょうか、事業計画は必達で、達成させるためにどうやって管理運営して行くのかと言う思いが優先してしまうのです。なので、事業計画は管理の手段とするイメージ強く、事業計画を『経営管理をするためのツール』という思いが先に出てしまいます。 |
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