ショートレビュー |
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ショートレビュー(短期調査)とは「我社も株式公開を目指す!」と決断したとしても、実際何をどうしたらよいのかわからないのが一般的です。そこで多くの公開を目指す会社で活用されているのが監査法人による『ショートレビュー(予備調査.短期調査などともいいます)』です。これは経営や財務に関して短期的(通常一週間程度)に調査を行うことで『公開意思決定判断・公開への課題・公開時期』などを洗い出し、これから公開準備作業を進める上で道しるべとなるものです。 以前担当していた会社で、ショートレビューを行うということで監査法人から様々な資料の提供が求められ、会社の担当者から「この資料がないのですがどうしましょう?・あの資料見せてもいいですか?あの処理まずいですかね?」と慌てた様子で連絡がありました。どうやら担当者の方は、ショートレビューを『税務調査』の様にイメージされていたようでかなり危機迫る感じでした。 以前は資料が無くても・多少処理が間違っていても、余程で無い限り「公開は無理」などと言われませんでしたし、寧ろその時点で完璧に資料が揃い・正しい処理をされている方が珍しかったのではないかと思います。 ショートレビュー時の事前準備資料ショートレビューでは以下の資料等の提出が求められます。
上記の資料をショートレビュー時に監査法人から求められますが、これらの資料のうち現存しないものについては作成する必要はありません。 ショートレビューの目的ショートレビューを行なう事で以下の項目が明らかになります。
上記のように、自社の現状を知ることで株式公開へ向けた課題が明らかにされ、これらを基に株式公開までのスケジュールを組み立てて行きます。 参考:【株式上場実務Navi】IPO専門家が語る[ショートレビュー] |
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