大証ヘラクレス上場

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大証ヘラクレス

大証ヘラクレス概要

 大証ヘラクレスは、もとは『ナスダック・ジャパン』として米国の店頭株式市場「NASDAQ」を運営する Nasdaq Stock Market 社とソフトバンクが折半出資し、米欧日の3市場を結ぶ世界戦略で1999年6月に設立した会社で、運営に関しては 大阪証券取引所と業務提携し、 2000年6月19日から 取引を開始した市場でした。しかしITバブル崩壊で、相場低迷し公開社数は計画を大幅に下回る98社どまり、53億円の累損で 2002年8月16日営業停止に追い込まれ計画は頓挫しました。

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 その後大証とナスダック・ジャパンとの契約は解消されましたが、大証側では、『ナスダック・ジャパン』を 9月30日に正式名称をニッポン・ニュー・マーケット―「ヘラクレス」、英語名称で「Nippon New Market― 『Hercules』」に変更することを決定し、 12月16日から新名称で再出発しました。変更後は公開社数が2001年:43社、2002年:24社、2003年:7社と年々減少し、2004年に16社と反転しましたが、2005年には再び売買システムの障害や新規上場申請受付の一時停止の問題が発生しました。

 その特徴としては、上場基準にスタンダード基準とグロース基準があり、更にスタンダード基準では『純資産の額・利益の額・事業継続年数』などから第1号〜第3号の3通があり、他の市場と比べ流動性を重視していることから、最低浮動株式数や浮動株時価総額を上場基準に採用していることなどが揚げられます。
 また、他の証券市場との同時上場についても制限はなく同時上場が可能であり、外国会社の上場も認められています。

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