グリーンシート |
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グリーンシート概要 グリーンシートは、1997年に日本証券業協会が非上場会社の株式等を売買するために創設した制度です。『グリーンシート』とは、米国の店頭市場である『ピンクシート』の名称に習ってネーミングされ、若い成長力のある企業を若葉のように萌え出ずる様を『グリーン』の言葉に喩えています。 このグリーンシートの制度は、証券取引所のような高度な売買機能を有した有価証券市場の仕組みは有していませんので、証券市場ではありませんが、基本的には、成長性のあるベンチャー企業等に直接金融での資金を提供する役割(発行市場機能)を担うとともに、株式等を取得した投資家に換金性を提供する役割(流通市場機能)も担っています。 グリーンシートの公開基準は最もハードルが低く身近な株式公開市場と言え、公開企業の多くが上位市場への株式上場を目指している会社になります。2008年2月の段階で、9社が上位市場へ株式上場を果たしています。 4つの銘柄区分■各銘柄区分の特徴
■新規公開推移 なお、リージョナルは、 2004年4月1日をもって廃止されています。 2008年2月現在での指定社数は80銘柄となっており、その内訳としては以下のとおりです。
グリーンシート公開基準グリーンシートにおける形式基準は以下の事項になります。
なお、グリーンシートの審査基準には数値基準は存在せず、取扱証券会社による実質的な判断に任されています。したがって、各証券取引所の基準をクリアするほどの利益や純資産や時価総額等が十分ではないとしても公開が可能です。 2008年2月現在 最新の情報は[Green Sheet]→ グリーンシートからの要請事項等グリーンシートは、公開後に次のような要請事項があります。
2008年2月現在 |
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