業務フロー現状調査 |
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業務フロー現状調査方法 業務フロー現状調査には、面接法・質問法・観察法・資料法などのいくつかの方法があります。この中で公開申請書類であるフロー図の作成に適しているのは面接法です。 時間短縮・コミュニケーション作り・現場の雰囲気知るためにも面接法がベストでしょう。 業務フロー現状調査を面接法で行う場合の前準備■面接者の選定 該当部署の管理者ではなく、実際に業務を行っている担当者に対し行う。管理者では細部まではわからない場合が多いので、実際に業務を行っている担当者がよい。 ■面接の場所・時間 面接は、担当者が実際に業務を行っている場所で行う。実際に使用している伝票・帳簿が在り現場の雰囲気も掴めますし、面接者は慣れ親しんでいる場所であり話がし易い環境なので。 ■資料・質問事項の整理 「業務フローを教えて」と言っても現場ではなかなか理解できませんし要領を得ません。そこでわかる範囲内で予めフロー図を作成して、聞き取りながら違う箇所を修正する方法が手っ取り早いです。また実際に手を動かしフロー図を作成することは、質問事項を絞り込む事にも役立ちます。 各部門で、規程、マニュアル、発行・記帳・作成している帳票および外部から入ってくる帳票を集めておいてもらよう、事前に依頼しておきます。(集める帳票は、記入前のものと実際に記入されているものを集めます。) 面接終了後は記憶が薄れないうちに出来るだけ早く取りまとめ、問題点・改善点を整理する必要があります。 業務改善 株式上場における業務フローチャート作成においては、一般的な業務改善が目的とする効率性や合理性よりも内部統制が機能しているかが重要になりますが、日頃の問題点を洗い出し業務改善も同時に行なうことで、現場からの協力を受け易くする効果もあります。 参考:[業務改善]→ |
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