株式上場準備室(チーム)の人数は？

□投票期間：2007年4月1日〜2007年8月31日
□投票数：24票

　アンケート結果としては、『3人』が最も多くなりました。上場準備の段階や、兼任者を含めるか含めないか、更には回答者が上場達成者か準備作業中なのかなど回答者の状況等で、結果が異なる質問ではありますが、大よその目安になればと思います。

　　一般に株式上場準備室は、準備作業に数値に関することが多くありますので、経理(管理)部等から部長クラスが準備室責任者として選出され、上場が近づき作業が多くなるにつれて、人員を補強して行くようになります。メンバー構成としては人員に余裕がある場合は別にして、核になる人物以外は各部門の実務を理解している各担当者が、兼任しながらそれぞれの部門関連の作業を分担するケースが多くあります。
　準備作業は会社全般の現状や課題、将来の戦略等に触れる貴重な機会となりますし、体力的にもハードですので、人材を成長させるよいチャンスとなります。したがって、メンバーには将来会社を担うような有望な若手を選出するとよいと思われます。

　　また今後は、内部統制(日本版SOX法)への対応も加わりますので、作業チームの負担がより一層増えることが考えられます。