株式会社.株主 |
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株式会社のメリット株式会社のしくみは所有と経営の分離で解説した通りですが、簡単に言えば『お金を持っている者がお金を出し、経営能力に優れている者がそのお金を運用し利益を得、その利益の中から配当として株主に戻す』と言うしくみです。 この『株式会社のしくみ』のメリットは ■多くの人から資金を集め巨額の資金にし、大事業を行うことが可能 事業を始める場合または拡大する場合には多額の資金が必要になりますが、その資金を自己や親近者だけで集めることが難しい場合に最適なしくみが『株式会社』であり、広範囲に効率的に集められるシステムが『株式公開』となります。 ■株主は出資金額の範囲内においてのみ責任を負う(有限責任) 株式会社は、資金を募りその資金に応じ株式を発行しますが、株主は万が一会社が倒産して負債をいくら抱えようとも、その出資資金範囲内の額をあきらめればそれ以上責任は負わないと言う『有限責任』となっています。 株主になるとは 未公開会社の株式は大抵『株式譲渡制限』があるため第三者が株主になることは難しいですが、公開会社の株式はだれでも購入でき株主になることが可能です。株式の市場価額を出資額とし、株主はその出資額範囲内で責任を負うことになります。 株式とは 株式会社に出資した場合その資金に応じ会社が株式(株券)を発行しますが、この株券はその株式会社に対する出資(所有)を証明するものです。
なお、タンス株で名義書換を行っていない場合には無効になり可能性がありますのでご注意を。 |
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