申請.上場審査の概要 |
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厳しくなる傾向にある上場審査上場審査は、目指す市場毎に審査項目や流れが異なりますが、近年新興市場企業の不祥事等が相次いで発生したため、スピードを重視し企業として未成熟な案件まで上場させているのではないかという指摘もあり、各市場および証券会社の上場審査は厳しくなる傾向にあります。 これは未成熟まま企業を株式上場させ、公開後に不祥事等により上場廃止にでもなれば、株主・投資家ばかりではなく、金融機関・取引先等にまで多大なる影響を与えその信頼を失ってしまうからです。これら関係者から信頼を失えば、証券市場の根幹を揺るがしかねない事態となる可能性がありますので、公開準備企業に対する、引受証券会社が行なう内部体制や決算内容の点検・証券取引所などの審査・監査法人の監査等について厳格化が強く求められています。 特に最近は、反社会的勢力との関係・コーポレートガバナンス体制の整備状況(その中でもコンプライアンス体制)・ディスクロージャー等に審査の重点を置いています。 参考:【株式上場実務Navi】IPO専門家が語る[上場審査] ジャスダック証券取引所審査手続の流れ
※上場審査の審査項目や流れおよび審査期間は、各市場毎に異なりますので御注意下さい。 審査は、ジャスダック証券取引所の前に主幹事証券による審査が行なわれます。これは、上場申請の際に主幹事証券は上場申請会社についての事前確認とそれに基ずく推薦書の提出が義務付けられており、また上場に際しての公募・売出しにおいて、申請会社の株式を受けるリスクを負担するためです。 審査資料上場審査において中心となるのは、『上場申請のための有価証券報告書(Tの部)』と『上場申請のための報告書(Uの部)』になりますが、その他にも次のような資料の提出が求められます。
審査のポイント上場審査のポイントは業種や規模などによっても異なりますが、具体的なものとして以下の通りです。。
参考:【株式上場実務Navi】IPO専門家が語る[上場延期] |
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